初めての対面勉強会

Column
れん
れん

大変ご無沙汰しております。

私は変わらず元気にしておりました。

更新が滞っており申し訳ございませんでした。

約半年ぶりとかの更新になりますが,何もしてなかったわけではなく変わらず粛々と勉強をしております。次の二次試験までの残り3ヵ月ほどとなり,もうそろそろ直前期がやって常に能吏

「この期間で成長したのか?」この言葉が常に脳裏によぎってきて,かなり苦しい日々を過ごしております(笑)

さて,本題に移りましょう!

私が診断士の勉強を始めたのは21年の11月です。なので,今年の10月でまる2年が経過します。今まで一年半は,基本的に一人で孤独に自分と向き合ってきました。

「継続・勉強時間・集中時間・・・。」一人で測れる尺度で勉強をしておりました。もちろん大事です。私は自分で決めたことであれば,一人でも守れるタイプの人間なので,全く問題なく達成することができます。

ただ最近は,この診断士の勉強においての成長率が頭打ちしている感がありました。それはある程度勉強したことによって,自分の思考や行動が画一的になってしまっていること。成長に必要な刺激やスパイスが欠けていることだと感じました。

そこで,残り3か月の成長率を急増させるためにも,対面の勉強会に参加してきました!

ポコ
ポコ

初めての勉強会お疲れ様でした!

勉強会の内容と感想を教えてくれるかな?

れん
れん

はい!

内容は過去問の相互採点です。

初めてふぞろいを活用して人の採点をしたところ,個人的には面白い発見がありました。

初めて複数人(5~6人)の採点をした感想としては,とにかくめんどくさかったこと。誤解を招かないように,再現答案が良い・悪いということではありません。ふぞろいのキーワードと回答を照らし合わせて,それぞれに点数を付ける作業がということです。

この作業を繰り返している内に1つの疑問が浮かびました。

れん
れん

この作業って誰がどうやってやってるんだ?

まず誰が?という観点で考えられるのは2つだと思います。

①試験委員自身(作問者)

②委託された人(作問者以外)

次にどうやって?という観点から考えられるのも2つだと思います。

①文章の因果関係や読みやすさ(ストレスなく読める)

②事前に決められたキーワードに点数が割りついている

今回の勉強会は誰が②,どうやって②のパターンで採点しました。

設問趣旨があるとはいえ,作問者ではないので本意は分かりません。そのため文章一文を読んだとしても本意は分からず,事前に決められた採点キーワードに沿って採点するしか方法がありません。(今回はふぞろいを前提に)

それを今回体験して感じたこととしては,「キーワードと回答を探す作業が鬼ほど大変」「見つけた後にキーワードごとに点数を振るのも大変」「キーワードと同じような文言だがその場合の点数の付け方があいまい,ニュアンスまで読み取れない」そして一番感じたこととしては,「文章一文なんて読んでられないということ」です。

もう少し具体的にお話しさせていただくと,作問者でない私は問題の本意がわからないので,文章が読みやすいとかはどうでもよくて,キーワードが含まれているかどうかでしか採点できないということです。

しかも,文章を読まずにキーワードだけを見て採点すると,かなりの時間がかかってしまうこと。文章を一文読んで,「これはこのぐらいの点数だな」と採点できればスピードもかなり速くなります。

けど作問者じゃない自分が,人が書いた文章を読んで「このぐらいの点数」と決めるのは,かなり無理があると思いました。それは,「このぐらい」の尺度がわからないからです。「このぐらい」の尺度がわかるのは,自ら問題を作った作問者のみだと考えます。

さぁ,どうやって採点されているんだ??知的好奇心が止まらない私は気になって仕方がありません。

採点の仕方によって回答のアプローチは変わると思います。

①読みやすさ重視の場合:詰め込み答案を避けて,読みやすくストレスがかからない文章であること。報告書に出しても恥ずかしくない文章。

②要素詰込み重視の場合:採点要素をとにかくいっぱい詰め込んで加点要素を増やすこと。

採点枚数は,受験者数10,000人×4事例=40,000答案。採点期間は約1.5か月(集計や修正を省く)。1か月あたり26,000答案の採点。稼働日を20日と仮定すると1日1,300答案の採点。①試験委員46人と仮定すると,1日28枚の採点が必要。②外部に委託すると1,300答案を何人で採点するか。で決まると思います。

となったときにキーワードだけで採点するのは,時間が膨大にかかるし無理あるんじゃないか?と思いました。とはいえ,試験委員46人が全員分採点するとは到底思えない。じゃあキーワードか?けどそれなら詰込み型ではなく,読みやすい答案が合格していることの証明ができない。

なんてことを今回の勉強で深く考えるきっかけをもらえました。

長々と書いてしまいましたが,結論としてはどっちでもいいとなりました(笑)

回答はあくまでも結果でしかなく,回答を生み出すためのプロセスが極めて重要だと思います。80分の中でどのような工程を進めていくか。そして解像度の高いアウトプットをどう生み出せるか。

たくさんの回答を採点する採点者の立場に立って考えた時,個人的には読んでる最中に???が浮かばないような分かりやすい回答がよいかと感じました。それが鬼ほど難しいんだが・・、

ポコ
ポコ

ではそろそろ締めくくってください!

本日は初の勉強会でしたが様々な学びを得ることができました。

勉強会のメリットは,自分の頭では理解できないことでも他人は普通に理解しており,なおかつ普通に共有してくれることではないかと感じました。そして,頭の中のみで考える→紙にアウトプットする→口に出してアウトプットする。ということで自分自身の知識や考え方が定着に寄与することがいいなと思いました!

それでは引き続き勉強に戻ります!また会いましょう。

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